2015/05/25

0525|62|細長比

朝時間。
通常より早い出勤をすっかり忘れてて、危うく打合せに遅刻するとこでした。
早めに出て勉強する予定が、功を奏しましたが、勉強ゼロ。

昼時間。
構造文書一単元。
たまたまですが、隣に座った方も建築士の勉強を!
週末の図書館でも一級の勉強してる方が。
直前となり増えているのでしょうか。
気合が入ります。負けてられない!!

夜時間。
少しだけ早く上がれたので、9時までやっている図書館に寄り道。


昨日の宿題。「細長比」。

「細長比=座屈長さ/最小断面二次半径」

ざっくりは、細長いと値は大きくなり、太短いと値は小さくなる。
細長い(値が大)材は、座屈しやすくなり、太短い(値が小)は、座屈しにくい。

ということで、有効細長比は、柱200以下(柱以外250以下)と上限が決めれれている。
上限=材の細長さの限界=ある程度の力でも座屈しない形状の制限。となるわけですね。

基準強度Fが大きくなれば、限界細長比は小さくなる(座屈しにくくなる)ことも理解できます。

22161
鉄骨構造において,有効細長比λが小さい筋かい(λ=20程度)は,有効細長比λが中程度の筋かい(λ=80程度)に比べて変形性能が高い.

細長比は座屈長さ/最小断面ニ次半径によって計算される.有効細長比が小さいほど,座屈しにくくなるので,圧縮材の許容圧縮応力度は大きくなり,変形性能は高くなる.鋼構造設計規準5章5.1(3),鋼構造設計規準11章11.1(この問題は,コード「11152」の類似問題です.)

24152
柱の限界細長比は,基準強度Fが大きいほど小さくなる.

柱の許容圧縮応力度fcは,細長比λが大きいほど低減される.圧縮材は,応力度が基準強度Fの60%の時に,弾性座屈から非弾性座屈に移行する.この時の細長比を限界細長比Λといい,Λ=√(π^2・E/0.6F)によって求めることができる.よって,限界細長比Λは,基準強度が大きいほど小さくなる.鋼構造設計規準(この問題は,コード「17175」の類似問題です.)


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