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2017/01/14

《製図》ユープラ分析【補足図】

記述の検証も進めます。
自分の中では記述はノーミスが当たり前と思いながら取り組みました。記述でのミスは図面上のミスで考えれば、大きなミスと同等。減点にはならないと思ってますが、試験への取り組む姿勢として補足欄は必ず記入しようと心がけました。

合格案68案のうち
・①②共に記入  29案
・①のみ記入 5案
・②のみ記入 22案
・記入なし 12案

ということで、なにかしら書いた人は、約8割。
①は書けなくとも、②(自然換気、自然採光)は簡単な図で表現できるはずです。そんな訳か、②のみに対応した人も多く、空欄よりかは何か書こう。でも間違いのない範囲で。という判断でしょうか。

プロポ等でよく見る環境断面の簡易版をつくり、そこに注釈して表現するのがスマートな回答のように思います。



つまり、作図した断面をシングルラインにして空欄に書けば済んだ話。=エスキスで書いた断面検討の絵を書けばよかったという話。
新たに追加して考える必要はなかったように今気付かされます。

記述は言葉の羅列ではなく、プレゼン資料。コンペやプロポの資料作成の感覚を取り入れると勉強しやすいかも。

そんな感覚で取り組むと仕事にも役立つし、いいものが出来上がり、合格に近付けるかもしれません。



2017/01/04

《製図》ユープラ分析【スパン割り】

合格案68案のスパン割を分析。

【長手方向(東西)のスパン割】

6スパン 16案(23.5%)(※均等7mは13案)
7スパン 52案(76.5%)(※均等6mは38案)

7スパン案が多数派。南向きにしたい居室が多数あったのが理由でしょうか。
6スパン案は、2階に保育室配置(2案)、柱割とずれた部屋割り(3案)といった変則案もあるが、それ以外は、無理をした配置計画ではない印象。
6スパンでも解ける問題だけど、7スパンのほうがより解きやすい課題だった傾向。


【短手方向(南北)のスパン割】
3スパン 1案(1.5%)
4スパン 64案(94.1%)
5スパン 3案(4.4%)

ほとんどの案が4スパンを採用。そのうち均等7m47案。均等6m7案。
均等6m×4スパンの7案と5スパンの3案は、すべて長手が均等7m×6スパン。


【長手×短手のスパン割】
・7×3スパン 1案(1.5%)
・7×4スパン 51案(75.0%)
・7×5スパン 0
・6×3スパン 0
・6×4スパン 13案(19.1%)
・6×5スパン 3案(4.4%)

多数派としては、7×4スパンとなった。それ以外の選択でも合格できるが、7×4スパン案がどういったエスキス過程をへてまとめられているかを分析し、自分との違いを見つけるのがよいかもしれない。

Nが公表している6m×7m採用案(推定7×4スパン)が受験者サンプルの約8割強を占めているのは単純にNの教え方によるものかと思う。
7m×7mや7m×6m採用案(推定6×4スパン)が合格案にないまたは少ないという分析ですが、合格できないわけではない。ただ解きにくくなっていたという傾向はうかがえる。
(サンプル200人のうち172人が6m×7mを採用し、そのうち99人が合格(合格者数は112人)という分析結果。)


全体としても同じ傾向かもしれないが、保育所の配置計画と同様、比較的顕著な傾向をみることができる。
合格案の共通点と自分とのずれ、違いを分析するのが、ひとつの対策になると思っている。

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2017/01/01

《製図》ユープラ分析【保育所部門】

ランク1の68枚をわかりやすい部分ですが、分析していきます。
まだ途中ですが、少しづつ小出しする事にしました。

【保育所部門の階構成】
・1階のみ 65案(95.6%)
・1階と2階 3案(4.4%)

圧倒に1階のみの配置。
2層案の3案(31,219,266)は、主要居室6室に加えて、
遊戯室も南向きにしており、2階へは、保育室+αを配置。

【保育所部門の主要居室6室の配置】

・6室全て南向き 58案(85.3%)
・保育室4室南向き 9案(13.2%)
・それ以外 1案(1.5%)

保育室4室については、67案が南向き。
それ以外の1案(39)は、保育室1室が東向きだが、
残り5室+遊戯室は南向き。

【保育所部門の遊戯室の配置】
・南向き 20案(29.4%)
・それ以外 48案(70.6%)

利用者居室7室全て南向きは、15案(2層配置案3案含む)。
同じ保育所部門の居室でも、優先順位をつけて配置している印象。
南向きの案のうち13案がワンスパンのみの縦長だったり
L型だったり室形状を犠牲にした案。

ということで、保育所部門の骨組みについて、
合格案のほとんどが同じ傾向であることがわかる。
まずここから外れないことが、
合格への第一歩。でしょうか。
というか、保育所部門については、
比較的大外ししない傾向だったのかな。

2016/12/26

ユープラ

ユープラ見てると、ランク3の図面はやはりランク3なだけはあるなと思います。
でも、それって来年に向けてすごくプラスになると思います。
ただ、掲示板を見ると、ランク3の方で数値や表現といったミスは自分で気付いてるけど、もっと重要なミスあるけど、気付いてないのかな?と思うことがあります。
また、ランク2の回答で、プランはランク1と遜色なくても、記述であれっ?と思うことが多かったり。
当たり前ですが、記述も採点においてしっかりウェイトを持った重要なものだと再認識しました。
どうしてもプラン上のミスを数えることに注目してしまいますが、同じウェイトで記述のミスも重要。
ミスのウェイトでいったら、記述のミスは、プラン上の大減点のレベルかも。
自分の感覚ですが、作図でのミスを減らすより記述のミスを減らす方が対策しやすいと思ってます。

やはりユープラ見るのは、対策になるなと改めて感じました。
総評や傾向をまとめるのはなかなか難しいかも知れませんが、自分に足りないものを探し、不合格の仮説を立てるには有効かと思います。