2015/03/04

環境|設計用全天空照度

設計用全天空照度。

特に明るい日(うす曇り) 50,000lx
明るい日 30,000lx
普通の日 15,000lx
暗い日 5,000lx
非常に暗い日 2,000lx
快晴の青空 10,000lx

なぜ、快晴の青空のほうが、うす曇りより照度が少ないのか?

なぜならば、全天空照度とは、天空光のみを対象としたものだから。

日射は、直達日射と天空日射の二種類に分けられる。

天空光とは、天空日射のことで、直達日射を除く光。
天空日射とは、大気中の雲や塵で散乱されてから地表面にくる光。
(直達日射は、太陽から遮るものなく直接地表面にくる光。)

つまり、晴れた日は、直達日射が多く感覚的には明るい。
しかし、全天空照度を問われている場合は、天空日射による光のみが対象なので、
晴れた日は、曇りの日より少ないことになる。

体感的な明るさではないことをしっかり理解すること。

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