2017/01/11

《製図》実例見学のすすめ

課題発表後、まずやるのは実例見学。
これは絶対やった方がいい。
百聞は一見に如かずとは、よく言ったものです。

今回、子育て世代には、タイミング的には最高の課題。
試験対策として見学した施設は1件ですが、
息子の来年度の預け先として見学した施設は、数知れず。

おかげさまで、部屋の構成や機能、つながりを体感。
それがプランニングを考える際になにを優先すべきか、
という問いに対して迷うことなく回答できたと思います。

複数見てよかったのは、絶対こうしなければならない。
という形はなく、他の条件でいかようにも変化すること。
主役の子供のための空間であることが一番ですが、
それを管理しやすい先生の空間となっていることも重要。
このふたつをバランスよく計画に落とし込んでいる施設は、
とても参考になりました。

また、建築雑誌で子育て施設の特集がたくさんあるので、
その事例集を読み込みました。
新建築で紹介されているものは、一見特殊なプランですが、
各施設の関係性に変化はなく、参考になる作品も。
逆に特殊例は、自分の空間ボキャブラリーの蓄積になり、
対応に柔軟さをプラスしてもらえたかもしれません。
(といっても本番で披露する余裕はありません)

そんな形で、課題の特性を知りつつプランニングの
知識を蓄積していく作業が役にたったと思っています。

課題により見学しにくい施設だと数が限られますが、
どこかの有名な建築家がつくったものでなく、
近所にある変哲もない施設で充分です。
そこで働くスタッフの方々のお話を聞けることが、
施設を理解するうえでとても役立ちます。

所詮試験と思うところがあった昨年は、
実例見学はあまり重要視してませんでした。

迷惑にならない範囲での見学は絶対必要かと思いました。

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