2016/12/27

《製図》ミスの数々

試験終わって合格発表まで、
ブログもあまり更新しないし、
ユープラではコメントもせず。

昨年は、試験直後にすぐ再現図をアップ。
そして、掲示板を毎日チェック。
コメントもそこそこしていた。

昨年は、試験時間中、見直しもできず、
ほぼ殴り書き状態で仕上げた図面。
自分のミスはほぼ把握できてなく、
他の方の見方を参考にした。

今年は、自分が犯したミスを
ほぼ全て把握できており、
あまり人から意見を聞いてみよう
という気分にはなれなかった。

ミスを羅列すると…

屋外遊戯場の名称と面積の欠如。
車椅子用駐車場からエントランスへの
敷地内通路の幅員不足。
卓越風を植栽で防風。
延べ床面積算定ミス。
断面図と平面図の不整合。
(廊下端部の居室書き忘れ)
(トップライト位置不整合)
一階遊戯室上部のPC梁設置について未記入。
遊戯室上部断面図のPC梁関連の表記未記入。
育児交流室を北向きに配置。
プレイルームは南向きの開口部のみ
設置し、パッシブアピールなし。

という感じです。
大きなミスはなかったと講師からは、
言われてはいたが、不安しかなかった。

特に屋外遊技場の名称未記入は、
試験終了の合図と同時に気付いたミス。
下手したら一発アウトかも。
なんて思いで肩を落として会場を後にした。

蓋を開ければ、外構なので一発アウトの
条件ではなかったようだし、
合格できたのでミスは問題ないレベルで
抑えられていたことがわかった。

自分的には、スッキリ明快なプランが
できたので、そこで救われるかなと、
わずかな望みを持ち合格を待った。

それでも発表前夜から寝られず、
早朝6時に結果を知ることになった。

普段からケアレスミスは多いが、
今回のミスした理由は、把握している。

試験本番で今までとは違う手順で、
エスキスや作図をしたことで、
自らミスを誘発させてしまった。

本番はなにをしでかすかわからない。
怖い試験です。

2016/12/26

ユープラ

ユープラ見てると、ランク3の図面はやはりランク3なだけはあるなと思います。
でも、それって来年に向けてすごくプラスになると思います。
ただ、掲示板を見ると、ランク3の方で数値や表現といったミスは自分で気付いてるけど、もっと重要なミスあるけど、気付いてないのかな?と思うことがあります。
また、ランク2の回答で、プランはランク1と遜色なくても、記述であれっ?と思うことが多かったり。
当たり前ですが、記述も採点においてしっかりウェイトを持った重要なものだと再認識しました。
どうしてもプラン上のミスを数えることに注目してしまいますが、同じウェイトで記述のミスも重要。
ミスのウェイトでいったら、記述のミスは、プラン上の大減点のレベルかも。
自分の感覚ですが、作図でのミスを減らすより記述のミスを減らす方が対策しやすいと思ってます。

やはりユープラ見るのは、対策になるなと改めて感じました。
総評や傾向をまとめるのはなかなか難しいかも知れませんが、自分に足りないものを探し、不合格の仮説を立てるには有効かと思います。

2016/12/22

弱点を認識する

一年前、合否結果は、ランク1と2の瀬戸際。
と思っていたら、まさかのランク3。
何かしら重要なポイントの採点の段階で
早々に足切りをくらったのだと思っている。
そのポイントは何かを考えることから
2年目がスタート。

考えられることは、やはり空間構成。
パッとみは、まとまってるように見えるが、
無駄が多く(南北貫通の大きなエントランス)、
居住者のコアまでのアプローチが長かったり、
廊下のクランクが少しあったり。

それもそのはず。
試験中、そこまで空間構成に着眼せず、
とりあえず、必要機能を納めて、
ゾーニングで無理がなければ、よし。
という程度しか考えてなかった。

見る人が見れば、それはバレバレ
どこかでそのしわ寄せがあり、
グチャっとやっつけの部分が各階にあり、
キツキツとユルユルな空間が存在。
エスキスでは、そこがまとまらず苦労した。

試験後、Nの無料添削で担当した講師が、
唯一指摘してくれていた点でもあった。
(その方は今年、講師として指導いただいた)

また、部分ばかり見る傾向があり、
それをウラ模試で指摘されてはいたが、
結局直せないまま試験を受けていたのだと
振り返ると気付く。

空間構成に付随して断面構成も重要と感じた。
試験元が大好きな吹き抜け。
昨年も吹き抜けが要求されたが、
計画した吹き抜けは、北側で二階は繋がらず、
空間的にプラスにはなってない。

余ったスペースを吹き抜けにした
ということがすぐバレたのかも。

ユープラ検証でも二階と繋がらない吹抜けは、
よい評価を受けてないような記憶がある。

ランク3の理由。
採点基準を何度も上から読み返し、
一番引っかかったのが空間構成と断面構成。
自分はここを最重要改善ポイントと考えた。

見直し時間がなかったので、
どれだけミスをしでかしたかは、
正直把握していない。

でも単純なミスは、誰にでも指摘できるし、
セルフチェックのトレーニングと、
見直し時間の確保で対応できる。
あとは、運にも左右される。

もっと根本的に合格する図面をつくるためには、
誰が見てもパッとみでいいと思えるものを
つくる必要がある。
そんなプランができれば、多少のミスがあっても
勝てるのではと思った。

そんな気持ちで、試験対策をスタートさせた。

もし結果がランク2だったら、
ミスさえ無くせばなんとかなる
という程度しか考えなかったかも。
そういう意味では、ランク3に感謝。

今年結果がでたので、
着眼点が間違ってなかった
と思うことができるが、
ユープラで合否結果と図面を見比べると、
色々混乱。

でも綺麗だな〜と、
吹き抜け効いてるな〜と思う図面は、
通過してますね。

根本的に勝てるプラン。
これを目標として、一月から勉強を開始した。

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2016/12/18

2年目の取り組み

人それぞれ、そして運も味方したのだと思いますが、合格できた自分なりの取り組みをツラツラ書いてみます。

昨年、学校や知人による事前評価がそこそこよかったのにランク3という烙印があったおかげで、試験に対する考え方や取り組みをゼロから構築した一年でした。
ランク2だったら、違った取り組みになっていたかも。

なぜランク3だったのか、未だにはっきりした理由はわかりませんが、ランク3の理由を、いくつか自分なりに立て、それを改善しようと取り組んだ一年でした。

主な改善は以下の三つ。

①空間構成、断面構成
②ケアレスミス
③図面表現

特に目新しいことではないですが、勉強前半戦は、上記3点を踏まえて、自分の再構築に勤めた半年となりました

2016/12/17

合格占有率

今年の合格者は、3673人。
Sは、1957人。約53%
Nは、1164人。約32%
Tは、173人。約5%

大手を利用しない合格者は、379人。
割合でいうと、約10%

ちなみに昨年は、合格者3774人
Sは、2149人。約57%
Nは、1145人。約30%
Tは、135人。約4%
大手以外は、345人で、約9%

SN以外だと13%から15%に微増。
たかが2%されど2%??

Sの4%減は、問題あり??

この傾向は、来年の環境づくりの
参考にはなるかも、ですかね

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2016/12/15

《製図》合格

自分の結果。

名前と受験番号を見つけました。

長い時間とお金かかりましたが、
なんとか一級建築士になれたようです。

取り急ぎ、結果のみ。
ありがとうございました!!

《製図》合格発表の日

例年9時30分頃の発表。
がしかし、6時の時点で、
既に発表されてます!!

実受験者数 8653名
合格者数  3673名
合格率   42.4% 

合格率、上がってます。