2017/07/31

初めてのトレース

一級建築士の製図試験は、
図面速書きの試験でもあります。
一般的に三時間が目安とされてます。
初受験者は、まずこの技能取得に、
時間の大半がさかれます。

私もでしたが、
初めてのトレースは、
資格学校の参考解答例をもらい、
それをとりあえずトレース。
大抵、一図面づつ書いていき、
断面図書く頃には、飽きている。
そして途方に暮れる。

という感じかと思います。

はじめに言っておきますが、
早く書くには、
1.手順を確定すること。
2.満遍なく全ての図面を仕上げること。
この2点です。

他にも、迷わない。
間違わない。(消しゴムを使わない)
道具の持ち替えを少なくする。
など、コツはあります。

図面手順のテキストが手元にあれば、
まずはそのやり方通りにやって、
図面の書き方の形を身につけるのが、
図面速書きの最短の取得方法です。

間違っも早々にアレンジしたり、
毎回書き順を変えると上達は遅れます。

書き順の流れを身につけられたら、
その作業毎に時間をはかり、
どの工程で時間を費やしているか、
自分の弱点をしることで、
時間をかけず対策が可能です。
全体で3時間の作業ですが、
一つの工程は10分程度です。
一つの工程を抽出出来た方が
効率よく時間をかけず対策が可能。

30枚書けば!とか言われてますが、
力技ではなく効率を上げることで、
短期決戦、他にやるべき勉強に
時間を割くことが出来ます。



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